映画「ぐらんぶる」感想(ネタバレなし)

映画「ぐらんぶる」感想(ネタバレなし)

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どーも。だつしゃちです。
今日は映画「ぐらんぶる」を観てきたのでその感想です!

 

映画「ぐらんぶる

ぐらんぶる」とは

ぐらんぶる」とは「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中の
井上堅二原作・吉岡公威作画による漫画作品です。
累計発行部数は500万部を超え、2018年にはアニメ化もされた作品です。

 

映画のあらすじ

青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し――国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに――「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも!?

神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてください―――ヤバすぎるメンバーに囲まれた、伊織と耕平の運命はいかに⁉

(引用:公式サイト

 

出演

北原伊織:竜星涼

今村耕平:犬飼貴丈

古手川千紗:与田祐希

古手川奈々華:朝比奈彩

浜岡梓:小倉優香

吉原愛菜:石川恋

古手川登志夫:高嶋政宏

(引用:公式サイト

 

感想

ここからはネタバレなしで感想を述べていきたいと思います。
ちなみに私はアニメのみで原作は読んでいないため、
比較する場合、比較対象はアニメになります。

 

実写化にあたっての不安と見た結果

私はアニメで「ぐらんぶる」という作品を知ったのですが、
とにかくぶっ飛んでいて面白く、すぐに好きになりました。
そのため、実写化と聞いたときに、二つの不安がありました。

まずはイメージが壊れてしまったら嫌だなということです。
アニメや漫画原作の実写化は色々と議論が起こりますよね。
私は、キャストやストーリー等違和感がなく見られ、
かつ面白いものに仕上がっていれば実写化もOK派なのですが、
残念ながらそうでない作品も多いので今回のぐらんぶるも不安でした。

2点目が、実写化の賛否以前に、そもそも実写化できるの?という点です。
原作やアニメでご存じの方はお分かりかと思いますが、
なにせ登場人物が服を着ていないことが多いこの作品、
どうやって実写化するんだろう?と思いました。
ここは不安であると同時に、楽しみでもありましたね。

 

さて、実際に観てみての感想ですが、どちらも杞憂でしたね!

まず1点目に関して言えば、キャストは違和感がなく受け入れられましたし、
ストーリーも大筋はアニメと同じ、入学→文化祭→ライセンスという流れで
きれいにまとまっていたと思います。
また、ノリもそのままでとても面白かったです。

2点目に関しては予告の段階でほぼほぼ不安は解消されていたのですが、
実際に見て、本当によくここまでやったなと感心させられる実写化でした。
実写だからと言って手抜きはありません!
どうやって撮影したのかが非常に気になります(笑)

 

あくまでも個人的な意見ですが、私はぐらんぶるは実写化成功だと思います。
実写化に抵抗がある方もぐらんぶるが好きなら観に行ってほしいと思いました。


個人的に良かったポイント

・一番最初のシーン

まず最初に海中のシーンから始まるのですが、海の映像がとてもきれいです。
予告でも海の映像はあったのですが、どうしてもネタ部分の印象が強くて・・・
あらためて劇場で見てとてもきれいだと感じました。
そして、そのきれいな海の映像からの・・・
ひどい落差でした(笑)
主人公の初登場シーンがそれでよいのかと(笑)
ぐらんぶる」ってこうだよなと思わせてくれるシーンでした。

 

・千紗

千紗がとにかくかわいかったです!
アイドルは詳しくないのですが、乃木坂46のメンバーらしいです。
乃木坂・・・ちょっと気になっちゃいますね。
アニメでもそうでしたが、ダイビング愛が強く、
ダイビングに関係するシーンでは特にかわいさが増すので要チェックです。
また、乃木坂って個人的に清楚なイメージがあったのですが、
今回は清楚とはかけ離れた演技も見られるのでそこも注目ポイントですね。

 

・面白いネタ、ギャグシーン

ぐらんぶると言えば笑いですよね!
アニメでは数々のシーンで笑わせられましたが、
実写でも笑えるシーンが盛りだくさんです。
ストーリーの大筋はアニメと同じなのですが、
アニメであった面白いシーンもいれつつ、
アニメとは違ったネタもふんだんに入っており面白かったです。
怒られても文句は言えないような他作品のパロディも含まれていました(笑)
あと、アニメだとエヴァのダイビングスーツが出てきましたが、
映画だと作品が変わっています。(許可が下りなかったのかな?)
個人的に好きな作品だったのでテンション上がりました。

 

・伊織と耕平の関係

変な意味ではないですよ(笑)
映画後半ではライセンス取得を目指すのですが、
そのときの伊織と耕平の関係がアニメの時とは一部違っているんですよね。
ちょっと違和感があったのですが、
ラストに「なるほどね」と思わせてくれる仕掛けがありました。
気になった方は是非映画を見てみてください。
前半の演出でよくわからなかった部分もあったのですが、
そこもあわせて回収してくれます。

 

・実写ならではの映像

飲み会のシーンはアニメ同様ハイテンションで繰り広げられているのですが、
その表現がよりリアルに感じられました。(実写だから当然と言えば当然なのですが)
酔って口から流れ落ちる酒(よだれ?)やジョッキからこぼれるビールなど、
実写のほうがより現実味がありました。
アニメだと、どこか別世界のお話にしか思えなかったシーンが、
どこかの大学では実際にこういう飲み会ありそう!と身近に感じられました。
(私の学生時代のサークルはこんなにひどくはなかったです)

実写ならではの映像としてダイビングに関する部分もあるのですがそれは後述します。

 

・ダイビングのシーン

冒頭でも少し触れましたが、海の映像がとてもきれいなんです。
アニメの映像もきれいですが、実写はまた違った美しさがありますよね。
あとは、ライセンス取得を目指して訓練をするシーンがあるのですが、
そこがまたリアルに感じられました。
実写の映像なのでよりリアルに、より身近に感じることができ、
自分も一緒に訓練しているのではと錯覚しそうになりました。
今回映画を見て本当にダイビングをしてみたくなりました。
まさか、ぐらんぶる見てダイビングしたくなるとは思いませんでした(笑)
キャストの方々も実際にライセンス取得して撮影したようなので、
ダイビングシーンは是非注目してみてください!

 

まとめ

今回は映画「ぐらんぶる」の感想でした!
実写がどうなるか不安もありましたが、結論から言ってとても面白かったです。
昨今の情勢で海に行きにくい今年の夏、
ダイビング映画で夏気分を味わうのも良いと思います!
興味を持たれた方は是非見てください。
もちろんアニメもおすすめです!
 

では今回はこの辺で。