朗読劇「星降る街」感想(ネタバレなし)
朗読劇「星降る街」感想(ネタバレなし)
どーも。だつしゃちです。
今回はオンライン配信の朗読劇「星降る街」を観劇したのでその感想です。
※10日(金)15:00公演分追記しました
※10日(金)19:00公演分追記しました
※12日(日)16:00公演分追記しました
※12日(日)19:00公演分追記しました
朗読劇「星降る街」
日時
2020年7月7日(火)〜13日(月)
全12回公演
あらすじ
七夕目前、「神様が棲む」と言われる地方の街。
そこで生まれ育った和彦は、昔から一緒に過ごした友人に突然、記憶を忘れられてしまう。
記憶喪失を疑った和彦は、幼馴染である詩織たちと共に記憶を思い出させようとするが、一向に戻らない。
それどころか、和彦に関する記憶の喪失者はさらに増えてゆく。
和彦のまわりで一体何が起きているのかー?
大切な誰かの悲しみを打ち消そうと起こした波紋は、より多くの人々の悲しみを想起させ、人間の生きる希望と喜びを浮き彫りにしてゆく。
出演
竹中凌平(ドリーヴス)
渡辺和貴
小笠原健
輝山立
久下恭平
生田輝
佐藤弘樹
吉田翔吾
栗原大河
遠藤瑠香
栗生みな
遠藤三貴
植野祐美
千歳ゆう
永瀬千裕
池ヶ谷明杜
詳しい出演回や配役は公式ページでご確認ください。
感想
ここからは感想を述べていきたいと思います。
ちなみに私が見た公演は以下の回です
●9日(木)19:00●
ある悲しみをきっかけに起きた奇跡が、登場人物の抱える悲しみや後悔を想起させるとともに、
生きる希望を与えてくれる。といった感じの感動するお話でした。
朗読劇ではありますが、身振り手振りでの演技もありますし、役に入り込んで涙している方いました。
こちらも役者さんの熱のこもった演技に引き込まれ、気づいたら泣いていました。
序盤ところどころで感じる違和感が後半のネタばらしの過程できっちりと回収されていくところも、線がつながっていく感じがして気持ち良かったですね。
ネタバレなしなのでこの程度ですいません。
本編の後にはアフタートークもありました。
1点だけ触れると、本編の中で写真を撮るシーンがあり、そのシーンで「面白いポーズ」をとっていたのですが実はアドリブだったとのこと。
他の公演ではどうなっているのか気になりますね。
アフタートークの内容が気になる方はまだ配信見れるので是非見てみてください。
アフタートーク含めて90分とのことでしたが、
本編 70分、休憩 5分、アフタートーク 15分くらいの割合でした。
また、今回のオンライン配信という点に触れたいと思います。
舞台の場合、DVDやオンライン配信だと定点で見にくかったり、
アップで逆に全体が見えなかったり、熱量が伝わりにくかったりといったイメージがありますが、
動きの少ない朗読劇の場合はオンライン配信でも遜色なく、むしろ表情までアップで見える分みやすい気もしました。
背景もグリーンバックに映像を映せるため、映像がきれいだし、場面転換がより分かりやすくなっていました。
OPは映像もきれいだし歌も作品の雰囲気に合っていて素敵でした。
あとは何といってもアーカイブが残って期間内なら何度も観られる点が良いですね。
劇場での公演だと「あそこ気になったからもう1度見返したい!」と思ってもそうはいきませんが、今回のお話は気になったところをすぐに見返せます!おすすめです!
でもやっぱり生のほうが感じる熱量が違いますし、環境的にもお話に入り込みやすいので、個人的には早く劇場での公演を復活させてほしいですね。
以下の公演も観劇したので追記です。
●10日(金)15:00●
まさかの全員女性キャストです!
男性の役も含まれていますが、全然違和感なかったです。
演じられる方が変わると役の印象も変わる部分があって、1度見ているのに新鮮な気分でした。
9日のアフタートークで気になった写真を撮るシーンですが・・・
普通でした(笑)。少し期待しすぎでしたかね。
(10日19:00公演は9日と同じキャストなので期待しています(笑))
また、この回は全員女性キャストということもあり、
男性役と女性役で差をつけるために、男性役がズボン、女性役がスカートという衣装でした。
衣装にも要注目ですね!
新しく気になった部分もありましたが、ネタバレ含まれるので後日書けたら書こうと思います。
以下の公演も観劇したので追記です。
●10日(金)19:00●
最初に見た9日とほぼ同じ配役ですね。真央役だけ植野さんから遠藤さんに変わっています。
遠藤さんはこの1つ前の公演(15:00の回)では洋平役だったのですが、今回の真央役もしっくり来てて役者ってさすがだなと思いましたね。
そして、個人的に注目していた写真のシーンでしたが、やってくれました(笑)
果たして何が来るのかと少し前のシーンからワクワクしていたのですが、
まさかの「セミの笑顔」(笑)。想像の斜め上すぎてとても面白かったです。
全体的に9日よりもアドリブ多めでたくさん笑ってしまいました。
「アッハッハッ」おっと失礼。(配信見た人しかわからないネタですいません)
真面目な部分だと、渡辺和貴さんの和彦は9日にすでにみていたのですが、
ラストシーンの演技が9日とは違っていて、こっちの演技もとても良かったです。
実は今日の配信は当初見る予定ではなかったので追加で見ていて本当に良かったです。
他にも15:00のまったく別の配役での公演を見たからこそ気づく、役者さんによる細かな表現の違いなどにも気づけて良かったです。
このシーンはこの人の表現のほうが好きだけど、こっちのシーンはまた別の役者さんの表現が好き!
など、好みもあると思うので是非見比べてみてください!
私もまだ観劇する予定なのでまた新たな発見ができることを楽しみにしています!
以下の公演も観劇したので追記です。
●12日(日)16:00●
この回は矢尾さんが出演するということで期待していた回です!
最初に矢尾さんの語りから始まるのですが、画面に映った瞬間から、
「矢尾さんかっこいいな!」と、朗読始まる前から存在感を感じました。
朗読も、間の取り方とか抑揚とか表情とかすごく素敵でした。
声も表情も優しくて、聞いていてとても心地良かったです!
かと思えば、クレープ屋の演技ではアドリブぶっこんできて笑わせてもらいました(笑)
また、他の方よりもカメラ目線が多く、こちらに語り掛けているように感じました。
今回は星守さん以外はまだ今作でみたことない役者さんたちでしたが、やはり雰囲気が変わりますね。
和彦は他公演に比べてところどころクールな感じがしました。
詩織は同じ星守さんでしたが、他の公演よりちょっと強気で元気な感じがしました。
別の公演ではもっとか弱いというかはかないイメージでした。
逆に真央は少しか弱さが垣間見えた気がしました。相変わらず男子へのあたりはきついですが(笑)
そのせいで男性陣へのあたりと詩織への対応のギャップが他の役者より大きかった気がします。
洋平は声のせいか少し落ち着いている感じがしました。
また、裕人は女性の方が演じていたのですが、声がいい感じに低くてすごくあっていました。
1番期待していた回でしたが、予想以上に良い回でした。
まだ見ていない方、是非お勧めです!
個人的には次の回が見納めです。(アーカイブは見ると思いますが)
最後まで楽しみたいと思います!
以下の公演も観劇したので追記です。
●12日(日)16:00●
個人的に千秋楽(今作の最後の観劇)でした。
オンライン配信ですが、現地での観劇と変わらず、千秋楽後は少し寂しくなりますね。
さて、そんな最後の観劇でしたが、みんな演技が少しずつ変わっていて何度見ても楽しめました。
(ちなみに矢尾さんは演技だけでなくメガネも変えていました。)
裕人役の佐藤さんが妙にしっくり来たのですが、確認したところ実は男性キャストの裕人見るのが初めてだったようです。
そりゃ自然に感じるわけですよね。
あと、今回の矢尾さんのアドリブ。たぶん今作で1番笑いました!
クレープ屋の店員まさかのおばちゃん(笑)
と思ったらオカマ(笑)
ていうかお前ボ○・クレーじゃねぇか(笑)
気になる人はアーカイブ観てみてください!
結局全部で5公演観ました!
素晴らしい作品でしたのでまた再演してほしいですね!
その際は矢尾さんの詩織役もお願いします(笑)
最後に
今回は朗読劇「星降る街」の感想でした!
とても素晴らしい作品でしたのでまだ見ていない方是非見てみてください!
内容も面白いですし、回によって出演者が異なるので何回観ても楽しめると思います。
私は当初2、3公演のみの予定でしたが、内容が素晴らしく、他の公演も見たくなったので、結局5公演観ました。
後日ネタバレ有りでまた色々と書くかもしれません。
配信が7/15までなので、書くとしてもそれ以降の予定です!
では今回はこの辺で。
※ネタバレあり更新しました。こちらからどうぞ!